--scale の使用 赤星 柔充 yasumichi@vinelinux.org 2011,2012 スケールダイアログ

スケールダイアログを作成するには、--scale というオプションを使ってください。

スケールダイアログは、以下のオプションをサポートしています。

<cmd>--text</cmd>=<var>テキスト</var>

ダイアログのテキストを指定します。(既定値: スケール値の調整)

<cmd>--value</cmd>=<var>値</var>

初期値を指定します。 (既定値: 0) 最小値から最大値の間で指定しなければなりません。

<cmd>--min-value</cmd>=<var>値</var>

最小値を指定します。 (既定値: 0)

<cmd>--max-value</cmd>=<var>値</var>

最大値を指定します。 (既定値: 100)

<cmd>--step</cmd>=<var>値</var>

刻み幅を指定します。 (既定値: 1)

<cmd>--print-partial</cmd>

値が変更される度に標準出力へ値を出力します。

<cmd>--hide-value</cmd>

ダイアログで値を非表示にします。

以下のスクリプトの例でスケールダイアログの作成方法を示します。

#!/bin/sh VALUE=`zenity --scale --text="ウィンドウの透過率を指定してください。" --value=50` case $? in 0) echo "$VALUE% が指定されました。";; 1) echo "値が指定されませんでした。";; -1) echo "予期せぬエラーが発生しました。";; esac
スケールダイアログの例 Zenity スケールダイアログの例